初の塾の3者面談。「学力差がありすぎる」 小5 夏期講習
夏期講習の終盤、塾長による個別面談があります。塾長はおそらく20代後半で私よりずっと若い男性で、熱血指導をする感じの人です。トリュフ、私、塾長の3人で15分ほど。塾長からの主なやりとりは以下のようなものでした。
塾長「ほかの子との学力の差がありすぎますね。小テストは満点を義務としていますが、全くできていないのはどういうことでしょうか」
私「申し訳ありません。まだ学校で習っていないところも多く、苦戦しているようです」
塾長「君はがんばりが必要なことわかっているよね?」
トリュフ「はい」
塾長「君が受けたい学校は、●人の定員に▲人が応募します。倍率は何倍か分かりますか」
トリュフ「100倍?」(おい!)
塾長「6倍です。うちの塾からは2人受かって2人落ちました。かれらは一生懸命毎日勉強して、終わったあとは受かった子も落ちたこも泣いていました。そこまでがんばれますか?」
トリュフ「え、毎日?」(あ、やっぱり)
塾長「そう。そこまでやっても受からないぐらいのところです。タダじゃないです。お金はものすごくかかります。それをかけさせてまで、がんばれますか?」
トリュフ「…」
塾長「まず、板書をノートに書いてください。ノートは罫線に合わせてちゃんと書いてください。そこからスタートです。君は授業中、ノートを取らないんですか」
トリュフ「はい。学校の授業は簡単なので」
塾長「ノートづくりを考えてください」
トリュフ「はい」
塾長「あと、よく授業中にぼーっとしているよね」
トリュフ「ごめんなさい」
私「ちなみに、復習メーンですか?」
塾長「とにかく復習をしてください。その日のうちか、遅くとも翌日までにはやってくさだい」
勉強の習慣のないトリュフを、なんてところに投げ込んでしまったのだろうか。私は「毎日復習しろ」といい、土日も問わず2時間以上の勉強や塾の復習を課しました。もちろん、小テストも満点を取るように努力させました。これがのちに悲劇につながるのですが、それはまた。